パースの役割について

弊社では、設計を段階的に進める中で、パースを用いて提案します。
今回、パースの役割についてご説明させていただきます。

通常、平面図、立面図は2次元で立体的には見えないため、
お客様も空間を把握しきれない場合があります。

そこで、3Dソフトでパースを作成します。
現在、工事中の岡山市中区役所を例にみてみましょう。

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1.ボリューム検討 計画建物と周辺建物のバランスも考慮しながら、建物の高さ、規模などを検討します。

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2.建物の階数、基本平面が決まったら、開口部も決めます。
今回は、建物の透明性を高めるためカーテンウォールを採用しております。
日除けのためのルーバーもこの段階で提案しました。
どんどん細部までモデリングしてお客様に提案します。

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3.次は具体的に外壁の素材を提案します。
この段階では、レンガタイルで提案していますね。ほかにも色々な素材を想定してパースをつくります。
お客様と何度もコミュニケーションを図りながら素材を決定していきます。

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4.これが最終的な外観パースです。
簡単に言えば、パースはお客様に建物のイメージを簡単に伝えるためのツールです。

他にも、内部の空間デザインが決まり次第、内観パースも作成します。
内観パースについては、また投稿します。